読書の梅雨
2009年 07月 01日
先日ある先生から「少年スポーツダメな指導者バカな親」と言う本をお借りしました。こう言う本は売れるためにかなり強調、強引な文章になるのですが「なるほど」と言う場面もありました。
日本のスポーツ指導は「言われた通りにする」事が大切に思われています。もちろん指導者の戦術にそった動きをしないとチームプレーは成り立ちません。よく「自由に動く」といわれますがチームプレーで各自が気ままにそんな事をすれば勝てる訳がありません。「自分勝手に動く」と言う事ではなくチーム戦術の中で自由に動く事なのです。あくまで選手が戦術を理解した上での事です。そこが日本の指導者に欠けてるところではないでしょうか?
ニュージーランドのラグビーの主将が日本のラグビースクールを見学して叫びました「教えるなぁ」と。あちらでは子供のうちはテクニカルな事はしっかり教えますがどのように目の前の状況を打開するかは子供達に考えさせ否定をしません。欧州のサッカースクールでは十歳ぐらいで目の前の3対2をどう攻めるかを子供達に考えさせるそうです。だから欧州の選手は状況に応じた動きが出来るようになり日本代表は…ですよね。
いろいろな指導法がありますよね。ちょっと本の内容と違う方向へ行きましたので又内容は紹介したいと思います。今日水曜日はすごい風、髪の毛もなびいてしまいます。患者さんも飛ばしてきて~って感じです。7月に入り今年も折り返しです。さぁ、頑張っていきましょう!