状況判断とは?
2014年 08月 25日
サッカーのワールドカップももう大分前の感じがしますね
その前にテレビで放送されたNHKのミラクルボディ、見た方も数多くおられると思います
流行りのサッカーのテレビゲーム、各選手の動きをデータ分析してよりリアルに再現したものが多いそうですが「再現ができない」と言うチームがあるそうです。そう優勝候補NO.1だったスペインチームです。
このメンバーの中にシャビがいます。的確な状況判断と正確なパス、彼はどのようにしてこの技術を手に入れたのでしょうか?もう一人イニエスタ、彼もまたゴール前の独特の感覚を持っています
二人とも身長は170cm。小柄な選手です
スペインはカウンターサッカーではなく短いパスを繋いでいくパスサッカーを得意としています
34才のシャビはほとんどの攻撃に参加しています
彼の特徴として試合中異常なほど首を動かしていると言うことです。
彼はパスが動く瞬間に右だったり左だったり必ずボールのない場面を確認しています。これは他の選手にはないことです。あるシーンをシャビに見せ誰がどこにいたかを再現してもらうと20人中16人の位置を把握していました。これは空間認識力が優れていると言うことです。
自慢じゃないですけど僕にもありました(ただ個人能力に欠けていたのでダメでしたが)。
中学生の時にタッチフットボールが流行り僕はQBをしていました。ボールを持った瞬間誰がどこを走って誰がノーマークでどれぐらいのスピードでどこへ投げればタッチダウンパスに繋がるかを考えなければなりません。
これはトレーニングでしょうね。速攻の時に今オフェンスとディフェンスがどんな位置関係になっているか誰がノーマークでそこにパスが入った時にどんな展開があるのかを考えるトレーニングが必要でしょう。これはいわゆる直感だけではないでしょう。
今の高校生も含め日本の選手にはこれが圧倒的にかけていると思います。形で入っているからです。
彼はこれはバルセロナで徹底的に叩き込まれたと言います
カンテラ(石切場、原石を磨く)での練習、7~19才が所属しています。とにかくパスするときに頭を使えと徹底的に言われると選手達は言っています
その動きに会わせられる選手がイニエスタ、彼は小さいときから飲み屋の中で酔っぱらいの中をドリブルして遊んでいたと言います。イニエスタは別としてシャビに近づく練習は出来ます、パスをしながら別の課題を行わせる。目の前の3体2の場面と逆サイドに数的優位な状況を作っておきそこまで見るように要求すると言う練習です。
イニエスタの動きとして重心がぶれないと言う特徴がありました。重心を動かすことによって相手を崩すと言うイメージがありますが彼は重心動かさずフェイントを仕掛けているのです。これは難しい。からだのトレーニングとしてのメニューは考えられますけど
専門的なblogになりましたが今度試合を見る時に顔を動かしている選手がいるかどうかを見てください。