ども院長の池辺です
今年はコロナの影響でオリンピックが延期になりました
先日NHKの「スポーツ×フューマン」という番組を見ました
深夜1時過ぎからの番組なので録画してます
トップ選手の心理を勉強するのにも大変勉強になります
オリンピックという舞台は僕らが考えてるほどたやすいものではありません
どれだけの血と涙を流してきているか!
限界までやって直前で延期です
体操の村上選手
お母さんにあたった事もあったと言います
でもあきらめません
昔ある事があったそうです
大会の演技前に腰痛が襲いました
跳馬も着地から後転
床も着地失敗
最後の2回転を1回転にしました
大会後コーチからきつい一言
「ちょっと考え方を改めなさい」
「このコーチ、なに考えてんねん」
と僕は思いましたが違ったんです
女性指導者ならでは!
心の弱さを見透いてはりました
「出来たはず、必死さが足りない」と
1週間考えて彼女は変わりました
言い訳を考えていた自分に気づき
「何があってもあきらめちゃいけない」
と思ったそうです
もう一人
ボルダリングの楢崎選手
想定外の事が起きたことにどう対処するかを常に考えてる
2016年世界選手権優勝
でも17年1勝もできなかった
当時想定外の事に対応できなかったのが原因だと思い返してます
その時にメンタルコーチに
「事前に想定外を想定内にしておく準備が必要」
だと言われたそうです
「想定外にあった時に『今何をしなければいけないか』をすぐ考える」
想定外を受け入れる
原点に戻る
そう思えること自体がすごいとは思いますけどね
この延期も想定外ですけど
だから何をしようと考える
だから平常心でいられるそうです
中学生から代表選手までおんなじ事で悩んでるんですよ!
「あきらめちゃいけない」
「あわてない、どうするかを考える」
強いディフェンスにあった時
「だめだぁ~」
と思わずに
「これを崩せたら楽しいだろうな」と思う
難しいかも知れないけど
それを楽しめれば次のステージに行ける気がします
あっハンドボールの話です、すみません
指導者にも同じことが言えるのではないかと思います
「だめだぁ~」「終わりだ~」
ではなく
「ではどうすればいい?」
と選手に常に問いかけて考えさせることが
今の選手を伸ばすスキルではないか?と思います
来年どうなるかわかりませんけど
この番組を見て
「みんな頑張れ!」って思いますねぇ~
やっぱりやって欲しいな