工夫しないとますますレベルが落ちてしまう
2023年 12月 27日
ども院長の池辺です
年末の全国高校駅伝
面白かったですねぇ~
女子のラストの展開、留学生のあの足の伸び!すごい
女子は神村学園(鹿児島)が優勝!おめでとう
ある面白い新聞記事が載ってました
昨年度長野県代表佐久長聖は留学生を含めない高校最高記録の2時間1分57秒をマークし準優勝でした
大会記録は前回大会で倉敷(岡山)が留学生を擁して出した2時間1分10秒でした
昨年末、佐久長聖は新チームになりました
そして絶対的なエースが卒業してしまいました
3月に行われた「春の高校伊那駅伝」新チームの腕試しで佐久長聖は8位に低迷
その夏
監督の高見沢先生はウォーキングやラダートレーニングなどの基本トレーニングを一切やめました
おそらく「やってるだけ」になってきてたのでしょう
どこかの高校も一緒です
基礎運動の時間を全部削り走る時間にあてたのです
すると
動きがまとまらなくなったり調子を崩してしまう選手が出てきました
「基礎が大事なんだと言う事を改めて体感させた方がいいなと思ったんです。
私もドキドキしながら指導していたのですが…」
と監督の高見沢先生
夏場の3週間、ほんと大事な時にすごい事をやらはるなと思いました
「ちゃんとやらんかい」で終ってしまうかも?僕やったらね
効果はてきめんその秋に
5000メートルの自己ベストを更新するものが増えました
「基礎練習がなかった期間に(自分で)『やらなければいけない』という意識が芽生えた」
と高見沢先生
(毎日新聞12月22日記事より)
その競技とは関係ない動きでもその競技にとても大切になる動きがあるのです
これが土台つくり
土台を作ってあげれば身体は色んな動きに反応します
そして結果的にその競技にとても効果をもたらします
「でも時間ないねん。京都市立中学なんて30分やで、フットワークで終ってしまうわ」
だからフットワークや基礎ドリルを省かざるを得ない
中学の先生も大変なのです
あほな京都市の決定に!
働き方改革
まったく生徒ファーストにはなってないしますますサラリーマン先生が増えるでしょう
つけは回ってくると思いますよ
中学の先生
1週間は5日練習できるのですか?6日?
曜日ごとに練習内容を変えて行うのはどうですか?
月曜日攻撃面、火曜日防御面、水曜日トレーニング、木曜日攻撃面、
土日のどちらかは練習試合とその内容からピックアップ練習
長い目で見た場合、その方が上達するんじゃないかな?
「やりたい」「教えたい」って言う生徒、先生には
楽しく人格を形成する、仲間意識を育てる、ルールを守る、礼儀・挨拶をしっかりする
と言う効果のある課外活動を認めてあげたらどうすかね?
その佐久長聖は今大会で
2時間1分0秒の大会新記録で優勝しました
基本は大事だよ~~~ル~ル ル~ル ルルル~♪
さて2023年ももう終わり
来年は楽しい年になるかな?いや、しないといけませんね
ことしも辛口コメントで気分悪くする人もいてすみませんでした
でも「絶対できるやん」と言うチームに辛口になるんです
なにくそ!と感じてTOPをめざして欲しいのです!
ではよいお年をお迎えください